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事務所紹介

自利利他とは・・・

「自利利他」は比叡山の開祖最澄の言葉と言われています。

ＴＫＣの創始者故飯塚毅初代会長が、

この言葉をＴＫＣの基本理念としたことで

一躍脚光を浴びました。

飯塚　毅前会長は「自利とは利他をいうとは、

利他のまっただ中で「自利」を覚知すること、すなわち自利即利他の意味である。

他の説のごとく「自利と、利他と」といった並列の関係ではない」と言われました。

自利利他について下記の通り私独自の解釈を行いました。

自利の状態右の図のAは自分と他人が離れています。自分がエゴを拡大すると相手もまるで自分の影のようにエゴを拡大します。エゴが災難等あらゆるトラブルを呼び寄せるので「一難去ってまた一難」という状況になりがちです。エゴとは自我のうちの自己保存の部分であり又自他を分離させています。
移行期 Bは一部自分と他人が重なっています。この重なっている部分では自分と他人は一体であり他人を理解できます。
利他の状態 Cは理想的な状態です。「小我を滅して大我に合流する」とはこのような状態であると考えます。自分の利益を追求すれば、それがそのまま他人の利益になります。お互いが重なっているので相手が自分のことのように手に取るようにわかります。「自利」が非常に小さくなり、利他と入れ替わった状態です。

税理士　中川　立也

私たちは常に頭の中で物事を考え、そしてこの頭の中で我欲が生じます。

利他の状態に達するには、後5mで考える習慣をつける事が最も効果的です。

この習慣を継続する事により自然に利他の状態に移行することができます。

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